自然発信コラム

安心できる赤ちゃんの育て方

発信者プロフィール

発信者:中隈 翔子

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中隈 翔子

(なかくま しょうこ)

助産師。

2020年に出張専門の助産院いとはを開院。

鹿児島県鹿屋市を中心に、志布志市、東串良町など大隅地域で、出張ベースで活動中。

妊娠中の相談や産後ケア訪問、乳房マッサージや授乳に関する相談、子育てに関することなど幅広く対応。

◎インスタグラム

https://www.instagram.com/itoha_mw/

◎ブログ

https://profile.ameba.jp/ameba/alongstory-inmyplace/

◎WEBサイト

https://itoha.amebaownd.com/posts/11197100/

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【7〜12ヵ月】赤ちゃんの発達、あれ?っと思ったら・・・

赤ちゃんの発達は、ステップをひとつずつ

よく赤ちゃんの発達のことでご相談を受けることがあります。

首すわり・寝返り・ずり這い・ハイハイ・つかまり立ち・立っち・あんよ・・・

赤ちゃんたちの発達には、ステップがあるので、その階段を一つ一つ登っていくことがとっても大切。

だから、「早いから良い」とか「遅いから悪い」ということはなくて、「階段を一つ一つクリアしていくことの方が重要です」とお話しています。

・・・が、そうお伝えしていたら、よくママたちから『うちの子、ハイハイしないで、つかまり立ちしてしまいました』とか、『寝返り片方しかせずに、ずり這い飛ばしてハイハイしてます・・・』など、ご相談を受けることが多くなりました。

ママの悲しそうな反応を見ていると、「伝え方、大事だなー」と、ちょっとわたし反省・・・。
だって目の前の赤ちゃんたち、いつだってこの瞬間も成長してます^^

よくご相談とともに写真も送られてくるのですが、ステップを飛ばしたとしても、キラキラした目でつかまり立ちしてる赤ちゃん・・・「かわいい〜」です。

でも、そういえば、わたしもありました。
末っ子くんが、首が座る前に寝返りしたことにちょっと戸惑ったことが!

でも、「ステップを飛ばしたかも」と、赤ちゃんのことをよく観察しているママ、その情報を知っているママ、知っていたから気づけたこと自体が「すごいなぁ〜」と思います。

“問題”ではなく“課題”として育む

相談するのも勇気がいるもの。
とはいえ、今と昔では私たちの生活スタイルが大きく変わってきているから、必要な情報が伝わらなかったり、伝わっていてもその環境が整っていなかったりすることで、子どもの成長を知らず知らずのうちに妨げていることもあるため、子どもの発達への影響は年々、大きくなっていると思います。

また、それを見守れるだけの人の助けや、時間や余裕がないことで、便利グッズに頼り過ぎる現代の課題もあると思います。

「便利グッズに頼ること=ダメ」、ではありません^^
「知って使う」と「知らなくて使う」では、また違うから。

だけど、「赤ちゃんの今」に気づけたら、リカバリーする方法もあります。

「すごいね!」「できたね!」と、目の前の可愛さは堪能しつつ、写真も残したりして♡、”問題”ではなく”課題”として、また少し戻って育もう^^

赤ちゃん時代のやり直しなら、少しの時間で取り戻せます♩
これはからだも心も同じこと。

もし「気になるなー」があったら、一緒に楽しくリカバリーしていきましょう。

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