自然発信コラム

季節の手仕事を楽しむ

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#02
寒干し大根の漬物

レシピ:お多福さん



#3 ◉冬の手仕事(1月中旬〜3月上旬):寒干し大根の漬物



大根は干すことによって栄養価が増します

生の大根よりも干し大根はビタミンDが豊富になります。
大根の旬である冬は風邪をひきやすい季節です。ビタミンDは風邪の予防に効果を期待できます。さらに食物繊維も豊富なので腸の働きを整えてくれます。
自然界は、人間にとって足りないものを、旬のタイミングで補ってくれます。



【寒干し大根のつけもの】

<材料>
●干し大根  1.5kg
●キビ砂糖 500g
●酢    270cc
●みりん  150cc
●薄口醬油 400cc
●赤唐辛子 3本

作り方① 下ごしらえ

干し大根を広げてお湯をかける(雑菌等の消毒)



作り方②  水分が飛んだら食べやすい大きさに切って、消毒した瓶に入れていく

ひたすら切っていきます。端っこの部分が好きだったりします。
赤唐辛子もカットします。種を抜きます。(種は激辛なのでお好みで)

作り方③ ☆の材料を鍋に入れて火にかける

砂糖がとけるまでゆっくり混ぜます。

作り方④ 砂糖がとけたら熱いうちに瓶に流し入れます。

作り方⑤ 最後に赤唐辛子を入れて蓋をしたら出来上がりです。

約2週間くらいで食べ始められます。

◎生の大根よりも栄養価が高い
◎ビタミンD、B群が多い
◎風邪の予防に!
◎この時期に最適な食べ物(昔の人たちの知恵はすごい)


自然発信コラム

レシピ
お多福さん

麹士。

地方公務員として30年近く務めるが、パニック障害のため早期退職。

希望が持てず、ただ自分と向き合う時間の中で、麹づくりと出会う。

現在は、ゆっくりとした生活を送りながら、日本食の基本となる麹を使った料理や、自然の営みに寄り添った季節の手仕事を楽しみ、自然と共存する知恵を自身の「忘備録」としてインスタグラムに投稿中。

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